睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群とは
主な病状としては、睡眠中に呼吸が止まってしまう病気です。
寝ている時に呼吸が止まる、激しくいびきをかく、日中に眠気が強く仕事に集中できない、居眠り運転をする、起床時の頑固な頭痛に悩まされるなどの症状があります。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状について
- いびきをかく
- 眠っている時に呼吸が止まる
- 日中の眠気が強い(仕事中の強い眠気・居眠り運転)
- 起床時の頭痛、肩こり
- 充分な時間睡眠をとっても熟睡感がない
CPAP(シーパップ)療法とは
当院では睡眠時無呼吸症候群の一般的な治療法であるCPAP療法を導入しています。
この治療法はCPAP装置と専用のマスクを使用し、睡眠時に常に気道に陽圧をかけることで、睡眠中の気道の閉塞を防止します。
CPAP治療により「いびきをかかなくなった」、「熟睡できて、昼間の眠気がなくなった」、「頭痛がなくなった」、「夜間のトイレの回数が減った」などの効果があります。
CPAP治療の流れ
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- 01外来受診
- 外来受診して問診にお答えください。
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- 02自宅で簡易検査
- 寝る前に指先にパルスオキシメーターを装着し、血液中の酸素の状態と脈拍数を測定します。
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- 03再診
- 検査の結果をもとに、今後の治療について医師と相談します。
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- 04外来通院での治療継続
- CPAP使用後は1か月に1度外来通院をし、治療効果の評価を行います。